高齢者・片麻痺患者疑似体験研修

投稿日時: 2018年11月21日

当院の入院患者さんの平均年齢は80歳を超えています。

 

病棟勤務のスタッフは、介助・看護される側の立場になって色々な対応を考える必要があります。

 

表題の研修を通して患者さんの状態を体験し、より質の高い安全・安心の医療提供が出来るようスキルアップを図りました!

 

 

このように、高齢者特有の視野狭窄や視力低下・混濁、筋力低下、可動域の制限を再現する為にゴーグルやウェイト、装具を装備します。

 

そして手には杖を装備し、各体験コーナーへ。

 

この状態で日常生活における様々な動作を体験していきます。

 

こちらは正面から飛んできたボールを認識し、しっかり掴めるかの体験コーナーです。

視野が狭い為、正面からボールが外れると認識が困難になり、上手く掴めません。

疑似高齢者の中でも抜群の運動能力を誇っていた紺屋理学療法士!どんなボールが来てもほぼ片手でスムーズにキャッチしていました!

 

こちらは食事動作を体験するコーナー。

視力が低下している為、小さな物は認識しづらく上手く箸で掴めません。

 

こちらは新聞等の文字を読む体験コーナー。

食事と同じく、視力が低下している為、小さな文字が認識出来ずに顔を近づけて読もうとしています。

 

こちらは入浴時の浴槽に入る動作を体験するコーナー。

浴槽に見立てたバーをまたぐ際、視野狭窄と可動域の制限がある為、細心の注意を払わなければ転倒の危険性があります。

 

こちらは飲料水をコップにそそぐ動作を体験するコーナー。

視力低下・混濁がある為、どの程度そそげているのかが認識しづらくなっています。

 

こちらは折り紙を折ったり、財布から小銭を出す動作を体験するコーナー。

このコーナーは、ほとんどの体験者が比較的スムーズに行えていました。

 

こちらは階段昇降の体験コーナー。

体験者も補助なしでは転倒しそうな程、転倒の危険性が高かったです。

 

片麻痺の疑似体験準備中の宮崎理学療法士。

 

 

 

1人10分程度の疑似体験でしたが、装備を外す時には疲労の色が伺えました。

 

研修の最後は、全員で振り返りを行いどのように感じたかを共有し、長野院長より相手の立場になって物事を考える重要性を再度お話しいただき研修は終了となりました。

 

 

 

分かっているつもりでも、実際に体験しないと分からない事は数多くあります。

 

本日の研修を、高齢者・片麻痺患者への対応を再度考え直すキッカケとしていただきたいですね!

 

本研修は、全職員が受講するように複数日に渡り開催されます。


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