天災は忘れた頃にやって来る

投稿日時: 2019年07月12日

平成5年に発生した「8.6水害」を思い起こさせるような7月初旬の記録的な大雨により、県内各地で甚大な被害が出ました。被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

今回の大雨により、自然の強大さを改めて痛感し、災害への対策をお考えになった方々も多い事でしょう。

 

先日、当院では今年度新入職員を対象とした防災ラダー研修(搬送方法)を開催いたしました。

 

通常、患者さんを搬送する際には、車イスやストレッチャーなどを使用しますが、災害など非常事態が発生した場合、人手が足りなかったり、そのような備品が近くにあるとも限りません。命に危機が迫っている時には、場合によってはその場にある物、または何も無くても救助者を危機から救出しなければなりません。

今回は、そのような場合にどのように搬送を行えば良いかを実践で体験していただきました。

 

1.シーツを使用した搬送

 々澆蹐杭櫃両弖發鯱造蕕欧覦戞▲ッションになる物(掛布団等)を降ろす方向の床に設置。

 足は交差させ、摩擦がかかる箇所を少なくする。

 F方向のマットレス・シーツを持ち、頭側からゆっくりとクッション上に降ろす。

 て方向のマットレス・シーツを持ち、救助者の方が地面に接地しないよう持ち上げる。

 サ濬者の状態に気を配りながら、素早く引きずり搬送する。

 

 

2.2名で抱える搬送

 ゝ濬者の足を交差させる。

 第一搬送者は、救助者の背後から抱えながら両脇に手を回し、救助者の胸の前で手を組む。

 B萋麋汰者は、救助者の膝裏を脇に抱えるように持つ。

 さ濬者の上体から立ち上がり、足側から搬送する。

 

 

 

 

3.背負いによる搬送

 ゝ濬者のお尻が搬送者の腰部分に来るように背負う。

 救助者の両足膝裏から手を回し、救助者の両手首を掴む。

  ※手首を掴む際、救助者の手を交差させ、上側になった手を掴む事で搬送者の片手がフリーになり、手すりを掴んだり、夜間時には電灯等を使用する事が可能。

  ※搬送の際は、前かがみになりすぎない。救助者は恐怖を感じる。

 

 

 

 

今回3種類の搬送方法を体験していただきましたが、自分の体力や救助者の体格、使用出来る物品や人数などを考慮し、適切な搬送方法を判断する事が重要となってきます。

 

また、別日には火災受信機と非常放送設備の取扱説明会を実施し、当該機器が作動した際の取扱方法を実践しました!

 

                             ↑感知器を炙り、実際に警報を鳴動させます!

 

災害はいつ起こるかわかりません。日本は世界有数の災害大国と言われています。災害が起きたから学ぶのではなく、起きた時に適切に行動できるように学ぶ事が必要です。学ぶ事で救える「命」もあるかもしれません。

 

みなさんもこの機会に災害対策について再度お考えになってはいかがでしょうか??


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