後ろ向きの疫学研究に関する情報

投稿日時: 2018年11月29日


201812


 


八反丸リハビリテーション病院で


入院治療を受けた患者さんへ


(後ろ向きの疫学研究に関する情報)


                                        研究責任者 森永 明倫


(東京女子医科大学東洋医学研究所)


  八反丸リハビリテーション病院では以下の疫学研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の診療記録等をまとめる研究(後ろ向き疫学研究、症例報告)で、八反丸リハビリテーション病院倫理委員会の承認を得て行われます。今回の様な後ろ向きの疫学研究及び症例報告は医学・医療の進歩に貢献し、国民の健康、福祉の向上に重要な役割を果たしておりますので、是非皆様にご理解いただきたく思います。


この研究について詳しくお知りになりたい時は下記の「問い合わせ先」へご連絡ください。質問への返答にはお時間をいただくことがありますのでご容赦ください。


 


【研究課題名】


リハビリテーションにおける人参養栄湯の有用性の検討(後ろ向き研究)


 


【研究の目的】


 超高齢社会の今、いかに健康寿命を延ばすかが注目されています。加齢にともなう食欲・意欲の低下、活動量の低下などは生活の質の低下に直結しており、これら老年症状をフレイルと定義し、その治療方法の開発が求められています。フレイルには筋肉量の減少による握力低下、下肢筋力低下など身体機能の低下(これらをサルコペニアといいます)も含まれています。サルコペニアでは疲れやすい、倦怠感がある、元気が出ないなどの症状が起こることがあり日常生活動作に支障をきたします。骨折をされた方は筋肉量が減少していることが多く、筋肉量を維持あるいは回復させることは日常生活を快適にするために重要な要素です。


この研究の目的は、65歳以上の骨折の方を対象として、従来のリハビリテーションに人参養栄湯という漢方薬の併用が、筋肉量の維持あるいは回復に有用かどうかを明らかにすることです。この研究を行うことにより、リハビリテーションと漢方薬の併用によるフレイルの治療法の開発につながることが期待できます。


 


【研究の方法】


2015121日から2018331日の間に、八反丸リハビリテーション病院に骨折後のリハビリテーションのために入院された方のうち、体組成計InBody S10を用いて体組成を経時的に測定された患者さんの診療録から、経過記録表、採血検査・尿検査、体組成、リハビリテーションの経過などリハビリテーションの効果に関わる情報と人参養栄湯の内服状況に関する情報を集めて解析します。また症例報告も行います。


●対象となる方


2015121日から2018331日の間に、八反丸リハビリテーション病院にリハビリテーションのために入院された方のうち、65歳以上で、体組成計InBody S10を用いて体組成を経時的に測定された方を対象にします。


 


【個人情報の取り扱いについて】


研究で使用する診療情報は、患者さんの氏名や住所など、患者さんを直接特定できる個人情報を削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌などで発表することがありますが、その際も患者さんを特定できる情報は使用しません。


 


【研究の資金源等、関係機関との関係について】


この研究は、企業等からの寄付は受けていませんので、開示すべき利益相反関係はありません。参加された方の新たな負担金および謝金はございません。


 


【参加を希望しない患者さんへ】


患者さんには、ご自身の診療情報が使用されることを拒否する権利があります。研究協力を拒否された場合でも、治療などで不利益を被ることはありません。この研究のためにご自身のデータを使用してほしくない場合は下記問い合わせ先に、2019331日までにご連絡ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。ただし、学術発表などすでに公開された後のデータなど、患者さんまたはご家族からの撤回の内容に従った措置を講じることが困難となる場合があります。


 


【問い合わせ先】


892-0852


鹿児島市下竜尾町328


電話番号:099-222-3111 FAX番号:099-226-8945


窓口:中村裕樹